脊髄損傷(C6)の方の自宅トイレ設置事例
DATA:20代・男性
移動/自走用車いす
ご依頼時はせき損センターに入院中
退院後は父・母と3人暮らし
■ご要望
退院後に排泄動作が自立できるようにしてほしい。
車いす対応トイレ
①車いす対応便器
便器への移動をしやすくするため、車いすの座面に合わせた通常より4cm高い便器便器を使用しました。
②移乗台
移動の動作の際に便器横に落ちない様に両サイドに移乗台を設置しています。
③前方手すり設置
排便姿勢を保持するための前方手すりを設置しました。
手すりを取り付ける場所がなかったので、汚物流しのタンクの前に補強板を設置することで解決しています。
④壁掛汚物流
自己導尿のための汚物流しを便器横に設置。
その他、適便器具の洗浄や手洗いなどにも使用します。
⑤背もたれ
移乗や排泄の際に背中がタンクにぶつからないように背もたれを設置しています。
窓
本人さんがご自分で窓の開閉が出来るようにリモコンで操作する電動開閉タイプを導入しました。
出入り口
通常よりも広い幅広の片引き戸を設置して車いすでも進入しやすくなっております。
取手も開閉しやすくするため、大型のものを取り付けています。