脱衣所・浴室のケアリフォーム事例
浴室洗い場(かさ上げ)
洗い場を本人と家族がそれぞれ使える用に半分を洗面所の床の高さに仕上げて段差を無くしています。
出入り口もどちらからも開閉できるような戸を設置しています。
洗体用のシャワー金具もそれぞれ設置します。
移乗台
移乗しやすいように車いすの座面と同じ高さに合わせたオーダー式の移乗台を設置しました。タオルなど衛生用品もすぐ取れるように棚を横に設置しています。
洗面化粧台の入替え
洗面化粧台を車いすで使用できるタイプに変更。
(TOTO 座ってラクラクシリーズ)
浴室をシステムバスに入替え(シャワー・ド・バス仕様)
浴室ではベビーバスを使用。
寝室から浴室まで抱っこで移動していたためご両親の介護負担大。
シャワー・ド・バスと移動用シャワーエイドを使用する事で抱える動作が無く、
きちんとからだを温める事ができるようになりました。
■シャワー・ド・バスとは
シャワーだけでお湯ににつかったように温まる全身を包み込む、優しい刺激のシャワー
多目的シートの導入
洗面台があった場所に多目的シートを設置。高さ、幅など細かく打ち合わせしてオーダーで作成しました。
洗面台は洗濯機の横に移動しています。
洗い場の増築
浴室を増築(レイアウト図参照)。浴槽の向きが変わり洗い場が広くなりました。
浴室の改装
深くて滑りやすい浴槽から、入りやすい浴槽に取り替えました。
浴槽のリムに腰を下ろし、体のバランスを保ってから浴槽に出入りできます。浴槽内にハンドグリップを備え入浴中の姿勢を保持しやすくしたり、身体が滑りこまないよう背中の角度を立ててあるなど、随所に使いやすい工夫が施されている浴槽です。
床にはTOTO「グリップフロアタイル」を使用し、凹凸のある面状が水を表面に残さず、床面が素足にピッタリくっつくので転倒防止に役立ちます。
浴室入口は床をかさあげし、段差をなくしました。
トイレ・脱衣所・浴室を1つの動線でつなぎ水まわりを快適に
浴室に介護用リフトの設置
車いすで快適に利用できる洗面・脱衣室
シャワー・ド・バスで快適入浴
シャワーだけでお湯につかったように暖まる「シャワー・ド・バス」を設置しました。
入り口は二枚引込戸で広々開口。
介助者が力を使わなくても入浴ができる浴室
一人で入浴ができる浴室
車いす用洗面化粧台
足元が開いた洗面化粧台。
浴室の段差を「すのこ」で解消
洗い場にすのこを敷き、脱衣所との段差をなくしました。浴室の出入り口はシャワーカーテンにしました。
洗面台の改良
使いやすいサイズの洗面台
既存の洗面台を、「マルチシンク」(TOTO)へ変更。車いすでもシンクのふちまで近づけるほか、10リットルのバケツもおける大きめのシンクが大変使いやすいです。