ケアリフォーム事例

●自分の親は大丈夫だと思っていましたが、急に体力が衰え、介護の大変さを実感しました。 
●介護保険とはどのような制度なのでしょうか。 
●他県にいる両親の身体が不自由になってきました。子どもとしてこれからどのような事に気を付ければよいでしょうか。
●高齢になった親と同居しようと思っていますが、環境が変わると認知症になりやすいと聞きます。
 どんなことに気をつければいいでしょうか。

●人は年齢を重ねれば誰でも体力・記憶力などが
低下していきます。少しでも体調の変化を感じるようであれば市町村の介護保険課に相談しましょう。 
●安心して暮らしていくために、介護保険の住宅改修費助成金制度などを利用して手すりをつけたり、家の中の段差をなくしたりすることをお勧めします。 
●認知症は自分ではわからない病気です。急にすべてを忘れてしまったり、記憶をなくしてしまったりするのではなく少しずつ進行していきます。もし身内に思い当たる症状の方がいらっしゃるようであれば、専門の医師・カウンセラーにアドバイスを受けることが必要です。早期に適切な診断・治療を受けることで進行を遅らせたり、症状を軽くすることが出来ます。

●主人が突然倒れ片麻痺の状態です。今はまだ入院中ですが、そろそろ退院の話が出てきました。
 今の家に帰っても一人でトイレにさえいけません。どのようにしたらよいのでしょうか。 
●息子が風邪から髄膜炎を起こして半年間意識不明でした。
 治療の甲斐あって意識は戻りましたが、下肢麻痺で車いすの生活になりました。
 これからどのようにしたらよいのでしょうか。 
●娘が進行性の難病です。下肢麻痺で体に触ると痛みが生じ、トイレや入浴介護するのも大変な状況です。
 これからの介護のことを考えるとどうしたらよいでしょうか。

●脳血管障害を発症すると、片麻痺になる方が多くいらっしゃいます。
 動かすことの出来る方を上手く活かす工夫を考えます。 
●風邪をこじらせて髄膜炎を発症、また脳炎などで意識不明になる方も多くいらっしゃいます。
 車いすを使って自分で動けるようであれば上半身で色々なことが出来る住まいを提案します。
 寝たきりの状態の方には介護負担の軽減が図れるようにします。 
●進行性の病気は日々体調の変化があるので、気温・湿度の変化にあまり左右されない住まいを考えます。
 また、本人の能力が発揮出来る日常生活用具の工夫・提案・制作をします。

●主人が転倒事故で首の骨を折りました。(頸椎損傷C-5)症状も固定してきましたので 自宅での生活にしようと思います。
 しかしほとんどの事を介護者がいないとなにも出来ない状態です。
 主人の介護がしやすいリフォームを考えていますがどのようにしたらよいでしょうか。 
 ●主人が転落事故で脊髄を折りました。(脊椎損傷T-8)
 車いすの生活ですが上半身は健常者と同じようにできます。
 トイレや入浴が自分で出来るように自宅をリフォームしたいのですがどのようにしたらよいでしょうか。

●事故の程度により身体状況がかなり違います。
 本人が自分の身体を動かせる能力がどの程度あるのかを専門医と相談し、よく確認します。 
●脊髄損傷・頸椎損傷など損傷された部位で可動域がずいぶん違います。
 できる限り自分自身で出来るように住まいの工夫の提案をします。
●介護者に負担があまりかからない福祉機器の導入と住宅の整備を行います。

●脳性マヒの子どもがいます。子どもの成長は嬉しいのですが、成長と共に体重が重くなってお風呂に入れるのが大変です。
 何かいい方法はありますか。 
●自分で出来ることはさせたいのですが、この子が出来る事をどうやって見つけたらよいでしょうか。 
●トイレをさせる時、座位保持が長時間出来ないのですが、なにかいい方法はあるでしょうか。

●成長に伴って体重が重くなってくるとお風呂に入れるのも大変です。
 簡単に取り付けることの出来る入浴用リフトを使用すれば、ご家族の方と同じお風呂を使え、入浴も楽になります。 
●生まれた時から身体が不自由だと何も出来ないと思い込んでしまいがちです。
 しかし、人それぞれ出来ることがあります。何も出来ないと思い込まず、何か反応を見てみるといいでしょう。
 今まで気づかなかったことがあるかもしれません。そのことが潜在能力を活かすヒントだと思います。 
●座位保持が保てずトイレに苦労する方も多くいらっしゃいます。その場合は、跳ね上げ手すりをつけると
 今までのトイレをそのまま使え、手すりを使うことによって、座位保持を保つことが出来ます。